ビッグアイランド 大島やすいち ホームページ

- 青春の土 -

1971年(昭和46年)16歳の時、小学館新人賞を受賞した作品。その翌年17歳の時、書き直して週刊少年サンデーにてデビュー。 (書き直しの方は主人公の名前を二郎から祐二に変えている。)

主人公の岡本二郎は常盤高校野球部のエースだが、練習を真面目にせずチームメイトからも孤立していた。 それは2年前甲子園決勝戦で片目を失い、 世間から見捨てられた兄を見て、野球が嫌になっていたからだった。 そんなある日、二郎はキャプテンと喧嘩して野球部をやめてしまう。 それを知った兄は二郎に「甲子園の土」 すなわち「青春の土」を見せ、青春のすばらしさやすばらしい青春を作ってほしいと語る。 その後、二郎は改心し自分だけのすばらしい「青春の土」を手に入れるために野球部に戻り、がんばっていく。